小林旭 ベスト10

小林旭 小林旭 ベスト10歌詞
1.熱き心に

作詞:阿久悠
作曲:大瀧詠一

北国の旅の空
流れる雲はるか
時に 人恋しく

くちびるに ふれもせず
別れた女(ひと)いずこ
胸は 焦(こ)がれるまま

熱き心に 時よもどれ
なつかしい想い つれてもどれよ

あゝ 春には花咲く日が
あゝ 夏には星降る日が
夢を誘う
愛を語る

熱き心に きみを重ね
夜の更(ふ)けるままに 想いつのらせ

あゝ 秋には色づく日が
あゝ 冬には真白な日が
胸を叩く
歌を歌う 歌を

オーロラの空の下
夢追い人 ひとり
風の姿に似て

熱き心 きみに


2.昔の名前で出ています

作詞:星野哲郎
作曲:叶弦大

京都にいるときゃ
忍と呼ばれたの
神戸じゃ渚と名乗ったの
横浜(ハマ)の酒場に 戻ったその日から
あなたがさがして
くれるのを待つわ
昔の名前で出ています

忘れたことなど
一度もなかったわ
いろんな男を 知るたびに
いつもこの胸 かすめる面影の
あなたを信じて ここまできたわ
昔の名前で出ています

あなたの似顔を
ボトルに書きました
ひろみの命と 書きました
流れ女の さいごの止まり木に
あなたが止まって
くれるのを待つわ
昔の名前で出ています


3.北帰行

作詞:宇田博
作曲:宇田博

窓は 夜露に濡れて
都 すでに遠のく
北へ帰る 旅人ひとり
涙 流れてやまず

夢は むなしく消えて
今日も 闇をさすろう
遠き想い はかなき希望
恩愛 我を去りぬ

今は 黙して行かん
なにを 又語るべき
さらば祖国 愛しき人よ
明日は いずこの町か
明日は いずこの町か


4.自動車ショー歌

作詞:星野哲郎
作曲:叶弦大

あの娘をペットにしたくって
ニッサンするのは パッカード
骨のずいまで シボレーで
あとでひじてつ クラウンさ
ジャガジャガのむのも フォドフォドに
ここらで止めても いいコロナ

ビュックリするほど タウナスで
おまけに心臓が デボネアで
おやマアキュリーな 人だこと
てなてなおだてに すぐルノー
オペルオペルは もうお止し
あんまりコルトじゃ 身がもたぬ

あなたは私の ブルバード
ミンクス買うよの 約束を
キャロルと忘れて ダットさん
こんど逢ったら コンテッサ
とっちめちゃおうと マツダけど
逢えばやっぱり オースチン

ベンツにグロリア ねころんで
ベレットするなよ ヒルマンから
それでは試験に クライスラー
鐘がなるなる リンカーンと
ワーゲンうちだよ 色恋を
忘れて勉強を セドリック


5.惜別の唄

作詞:島崎藤村
作曲:藤江英輔

遠き別れに たえかねて
この高殿に 登るかな
悲しむなかれ 我が友よ
旅の衣を ととのえよ

別れといえば 昔より
この人の世の 常なるを
流るる水を 眺むれば
夢恥かしき 涙かな

君がさやけき 瞳のいろも
君紅の 唇も
君が緑の 黒髪も
まだいつか見ん この別れ


6.ごめんね

作詞:遠藤実
作曲:遠藤実

ごめんね ごめんね
幸福あげずに
ごめんね ごめんね
君を泣かせて
俺も 俺も 生命を賭けてはいるけど
花は咲かない 花は咲かない
ほんとうに ごめんね

馬鹿だな 馬鹿だな
俺は生れつき
馬鹿だよ 馬鹿だよ
夢をこわして
嘘が 嘘が 言えずり遠回りして
苦労をかけるね 苦労をかけるね
ほんとうに ごめんね

ごめんね ごめんね
君の寝顔に
ごめんね ごめんね
君の心に
夜の 夜の 酒場でつらいだろうな
酒にやつれて 酒にやつれて
ほんとうに ごめんね


7.青春挽歌


8.星海峡


9.古城の月

作詞:阿久悠
作曲:小椋佳

ひとり 古城にたたずめば
時の流れの音がする
むかし詩を読む人がいて
哀れといった月の影
酒くみかわせ 若者よ
琴つまびけよ 乙女ごよ
古城は風と月ばかり

夢は砕けて夢と知り
愛は破れて愛と知り
時は流れて時と知り
友は別れて友と知る

花に見とれる日もあれば
松のそよぎに泣く時も
思いたどれば幾年の
姿が胸によみがえる
文読みかえせ 若者よ
恋抱きしめよ 乙女ごよ
古城は風と月ばかり

古城は風と月ばかり


10.思いやり